Sequoia Capitalのマイケル・モリッツから学んだこと

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Sequoia Capitalのマイケル・モリッツと、3ヶ月前にSequoia新オフィスにて会った際に、僕が特に勉強になった4つ学びを公開します。
マイケル・モリッツは、Google, LinkedIn, Yahoo, Paypal等の投資実績を持ち、Sequoiaを長年リードしてきた世界最高峰のベンチャーキャピタリストとして非常に尊敬しています。

下記がマイケル・モリッツへ沢山質問した中でも勉強になった4つの学びです。

①投資基準で最も重要なポイントは?

「Market Growth」
・”Big success company”を作るために、企業がコントロール出来ない変数で、最も事業の成長に影響を与えるものは”Market Growth”
・特にMarketの成長する速度の速さと、将来的にどれくらいの成長が見込めるかを一番最初に考える。

②起業家の特に重点的に見るポイントは何か?

「事業領域において、誰よりも熟知しているかどうか」
・20歳以上ベテランよりも事業ドメインに対してとても詳しく圧倒的なナレッジを持つ若い起業家が好き。

③投資先への支援方法で一番大事なことは?

・シード期 or 投資直後〜1,2年は…「Hiring(採用)」を最も重点的に手伝う
・初期に入ってくる数名のEmployeeがキーパーソンであり、初期の採用を一番手伝う。
・最初の数名で、いかに優秀で仕事ができて、人間性が豊かなキーマンを採用できるかで、その後の会社全体の採用が一気に強くなるから、最初はHiringを手伝うことが極めて重要。
・口説く時は、「なぜこの会社に投資したのか?」「なぜこの起業家、チームが素晴らしいか?」等をとにかく伝える。
・起業家自身が伝えるよりも、第三者的な立場にいる自分が伝えた方が候補者には刺さりやすいから、Hiringを手伝うこと、そして候補者を投資先に巻き込める能力を磨いた方がいい。
・YahooやWhats App、Stripeの最初のキーパーソンは、みんなSequoiaのパートナーが口説いている。

④僕が将来Michael Moritzのような一流のキャピタリストになるために、今一番すべきことは?

⑴「身を置くMarketを選ぶこと」
・自分自身の努力や頑張りではコントロールできない変数で、最も自分の大きな成功に影響を与える変数は、”Market Size & Market Growth”
・自分自身、ウェールズからアメリカに来て、このMarketに身を置いていたから、大きなベンチャーを作る機会を得て、そして大きく成功することができた。
・それから10年前にSequoia Chinaを作り、Sequoia Indiaを作った。常にMarket Growth、今後大きく成長するMarketに身を置いておくように意識している。
・適切なMarketを選んだら、あとはやることは一緒、ただ頑張るのみ。ただMarketの選択を間違えると、死ぬ程頑張ったとしても、大きく成功することは難しい。

⑵「早い意思決定をするために、たくさんのラーニングをすること」
・VCは30年前と比べて、非常に数が増えてCompetitiveになるにつれて、「投資の意思決定スピード」がより重要になっている。
・「投資の意思決定スピード」を上げるためには、「事前の膨大なリサーチとラーニング」が必要である。
・これは積み重ねだから、若いうちからやっておくべきである。