Incubate Fund本間さんのブログ約10年分を読破して学んだことまとめ

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Incubate Fundに入ってしばらく経ちましたが、僕が最初にやっておいて良かったなといつも思っていることの一つに、「先輩キャピタリストの方々のブログやTwitter等の過去の投稿を全部読んで、学んだことをEvernoteにメモる」というものがあります。

その中でもIF本間さんは、10年くらい前からVCやスタートアップに関する自身の哲学をブログ( http://www.corepeople.jp/ )に書いていますが、全部読むと10時間位かかります。今回は本間さんの許可を得て、僕が全部読んだ中でも特に勉強になった29本の記事と抜粋、そして僕の一言をまとめたメモを公開します。

①「結局、誰が最期に頼りになる投資家なのか(シード、アーリーステージ投資の原点回帰)」
2013/1/9
記事URL:corepeople.jp

“ITバブルの時もそうでしたが、市場が加熱すると変種の投資スタイルが産まれます。しかし僕の経験上、そういった変種のスタイルは淘汰され、結局オーソドックスなVCスタイルの投資に戻ります。前回もCMGI、アイデアラボ、といったインキュベーション会社やモデルが産まれましたが、バブルと共に消えました。”

②「偉大なベンチャーキャピタリストになるための10のステップ」
2012/1/23
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2012/01/

Apax Partnersの創業者で著名キャピタリスト、Alan Patricof氏が来日した際に本間さんが直接会い、「偉大なベンチャーキャピタリストになるための10のステップ」の中でも特に勉強になった3点を投稿した内容。

“・Cultivate your network
優れたベンチャーキャピタリストは、自身の積み上げたネットワークによって、起業家がビジネスを構築する手伝いができる。ネットワークは過去に一緒に働いたり、投資を一緒にしたり、そういった過去の経験からで積み上がるのであって、単に名刺交換をすることではない。Alan氏も過去に4回も5回も同じ起業家に投資した事例もあり、事業や投資の成功の確率はどんどん上がっている。”

“・Empower your entrepreneurs
投資家は起業家に対して、アグレッシブになり過ぎたり、オーバーパワーになり過ぎないようにした方がいい。起業家をサポートしたり、ガイドする役割に徹すること。Alan氏も、一生懸命になる余り過去に経営者に対して強く出過ぎて失敗した経験を語っている。”

“・Develop a relationship your CEO
経営者は孤独である。ベンチャーキャピタリストは、経営者の一番の友達とは言わないが、シンパシーを持ち建設的に経営者の問題を聞いて、一緒に解決するような関係を築くこと。彼らが問題点を心地よく相談できる関係性が大事である。Alan氏も過去40年で多くの起業家・経営者と接してきた。”

③「新規産業を創出する資本家としてのベンチャー投資」
2011/10/25
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2011/10/新規産業創出の為の資本家としてのベンチャー投資.html

アジアのVC、PE、機関投資家が集まるカンファレンスAsian Venture Capital Forumにて、『Venture Capital opportunities in Japan and beyond』というテーマで、本間さんがGlobis高宮さんやUTEC郷治さんと登壇した時に話した内容とVCに対する考え方。

“・・Eコマースやゲーム含め、ユーザ数で比較すると、日本市場は中国市場や北米と比べると見劣りするが、1ユーザ当たりのライフタイムバリューや、ARPU(Average revenue per user)、そしてユーザのサービスに対するロイヤリティは、中国等の新興国に比べて高いので、そこを評価するべきだ”

“・日本のベンチャー市場は、Groupon、Facebook、Zyngaのように、会社のバリュエーションが、未公開の段階でインフレすることはない。仮に今直面している欧州危機や北米のテックバブルがはじけたとしても、日本のベンチャー市場がバリュエーション面で大きく影響を受ける程度は少ない。金融市場とシンクロしないという点でオルタナティブ投資としては非常に健全なマーケットであるし、確率からしても投資リスクも低い”

“ベンチャー市場の中にいて、毎日決して楽な状況ではないが、リーマンショックというものを仕事の中で感じることは少なかった。リーマンショックがあろうがなかろうが、ネット、モバイル、ソーシャルといったイノベーションは起き続ける。
その期間においても、ベンチャー業界においては、投資したgumiやポケラボのような企業は伸び続けたし、ソーシャルゲームといった産業も産まれている。3年前に投資した時には3人しかいなかった両社は、今では100名近い社員を抱える企業まで成長した。”

“VC、PEそして不動産のような投資は、株式や債券のような金融市場に影響を受けない投資として、代替投資(Alternative investment)と呼ばれる。所謂毎日の株価に一喜一憂するマネーゲームではなく、実産業への直接投資する長期投資である。”

“借入によるレバレッジを多用する不動産投資やPE投資と違って、ベンチャー投資は、投資する資金を機関投資家や事業会社及び個人から募り、それを新しい産業、新しい企業、そしてチャレンジする人に投資し、事業を育成してリターンを出す。それだけだ。金融市場からの影響は少ない。技術の進歩、人のアイデア、人間の挑戦、といった人間の営みやイノベーションがある限り、成功者はリターンを出せる構造にある。”

④「Zappos流の経営を実践できるか」
2011/6/12
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2011/06/zappos流の経営を目指す日本のベンチャー.html

本間さんの支援先、Brilliance+(株式会社キュー)のカスタマーサポートのエピソードと、「ネット上での顧客満足度を追及」することの重要性を学んだ記事。

“キュー社にとって、そして同社を支援する投資家である私にとっても、なんとも胸がつまるメッセージであった。社内でこの顧客にキュー社ができることはないのか、と議論した結果、この顧客に全く同じ型と品質のダイヤモンドリングをプレゼントした。

その後、この顧客の方より連絡があり、彼女に再度プロポーズされるとのこと。うれしい知らせが届いた。

このようなことは何度もできることではないかもしれないが、ECのビジネスにとって顧客との接点は一期一会であり、その時出来る最大限のパフォーマンスを積み重ねられる企業が、今後成長できる企業だと思う”

⑤「Electronic Arts社は、Sequoia Capital(ベンチャーキャピタル)のオフィスで産まれた」
2010/9/15
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2010/09/electric-arts社はsequoia-capitalベンチャーキャピタルのオフィスで産まれた.html

エレクトロニックアーツの創業時のエピソード。Sequoiaがゼロから主導的にEAの立ち上げと支援をやっていた。

“Electronic Arts社(以下EA)は、1982年創業。創業者のTrip Hawkinsは元々Appleでプロダクトマーケティングのディレクターをやっていた。Sequoia Capitalの創業者兼ジェネラルパートナーのDon Valentineは、彼にAppleを辞めるように持ちかけ、Sequoia Capitalの空いているオフィスを貸し、創業を支援。そこでEAは産まれた。”

⑥「ZapposのCEOが書いた本を読む。経営手法、決断、売却等」
2010/9/7
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2010/09/zapposのceoが書いた本を読む経営手法決断売却等.html

ZapposのCEO、Tony Hsiehが書いた『Delivering Happiness』を読んで本間さんが学んだことや考えたこと。

“・起業家かCEOが最も大事な決定の一つは、どの市場で事業をするか、である。”

“・Zapposのビジネスが有望と判断した理由(彼は創業したLinkshareをマイクロソフトに2億6500万ドルで売却した後、投資家としてZapposに関わりその後CEOとなっている)は、米国では靴が紙のカタログで売れていたこと(それをウェブで販売すればよい)、市場が巨大であったこと。”

“・初めは在庫管理(Inventory)を他社にアウトソースした。これを見直すことが大きな転機となる。コアコンピタンスは絶対にアウトソースしてはいけない。ここのデリバリーが早ければ、顧客に“WOW”な体験をさせることが出来る。”

“その他、個人的には、IPOではなく、Amazonへの売却をした理由は、Sequoia Capital含め、投資家が望んだから。会社を経営する上で、顧客や従業員だけでなく、投資家との“Alignment(協調)”が大切。AmazonはSequoia Capitalのマークモリッツの紹介。Amazonは現金で100%買収を望んだが、Zappos側が売るのではなく、会社を一緒に伸ばしたいという意向から株式交換となった、あたりの流れは参考になった。”

⑦「ベンチャーキャピタルのBack To Basic」
2009/4/6
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2009/04/back-to-basic-8.html

不況下における米国VCの動きと、重要な考え方。

“株式市場やベンチャー企業を取り巻く環境の先行きが見えにくい中で、少しずつ手を打ち始めているベンチャーキャピタル(VC)があるようだ。
代表的なベンチャーキャピタルである、Sequoia Capitalの最近の動きを例にとる。
ひとつは、彼らがベンチャーキャピタルとして肥大化した面を是正する動き。
彼らはここ数年、ベンチャーキャピタルファンドだけでなく、ファンドビジネスの多角化として、ヘッジファンド的性質をもつファンドを始めていたが、そのファンドのパートナー(Upin氏、Beckwith氏)は先月Sequoiaを去った。”

“もう一つは、Back to Basic。
ベンチャーキャピタルの本分へ原点回帰を強化しようという動き。 彼らは同じく先月に、ネットベンチャーのインキュベータとして頭角を現しているY combinatorへの出資を決めている。会社を立ち上げたばかりの起業家、シードステージ投資家へのアクセスを持ち、起業家と共に事業を作っていくというベンチャーキャピタル業務の本分へ立ち返っている。”

“投資戦略の設定が難しい今は、Back to Basic。目先で株式公開しそうな企業だけを追い求めたりするのではなく、ベンチャーキャピタルの本分である、起業家と共に優れた会社を作っていく、ということが大事なのだと思う。”

⑧「なぜ偉大な会社は不況期に生まれるのか」
2009/3/8
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2009/03/post-00d1.html

不況下に生まれた偉大な企業の一覧と、なぜ不況下にそうした大成功する企業が生まれるのか、の説明。

“Dogs Will Try New Dog Food
犬が新しいドッグフードを試す。良い時は人々や会社は、従来のやり方を変えたがらないが、緊急時は新しい違った方法を試さざるを得ない。”

“Take Care of Darwin
ダーウィンの思想を大切にする。優れた起業家は、資本の効率的な利用と顧客のニーズを満たすことに異常な注力を示す。これらの規律は不況期に強化され、良い資質のみが生き残る。”

“Power of an Equity Culture
エクイティカルチャーの力。不況時は貸付が容易に得られない。スタートアップは株式中心の文化であり、バイアウトは貸付の文化である。スタートアップ企業は貸付が得られない不況時も生き残ることができる。”

“Weak Gazelles are pruned
弱いガゼルは除かれる。生き残れる企業が、合理的な価格、高い利益率、低いコスト構造を享受できる。”

⑨「ベンチャーキャピタル(VC)の投資スタンス(Draper Fisher Jurvetson)」
2009/1/21
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2009/01/vcdraper-fisher.html

DFJのSteve Jurvetsonへのインタビュー記事の抜粋と、そこからの学び。

“アーリーステージのベンチャーキャピタルにとっては、リターンは(市場環境に関わらず)同じである。いくつかのヒットがポートフォリオ(全体のリターン)を持ち上げる。投資の100倍、又は1000倍のリターンを上げる勝者を見つけることができるかどうかである。”

“特に印象的なのは、以下の一文。
「But the big picture is you shouldn’t lose faith in juggernaut of value creation that comes from the disruptive force of innovation and start-ups」
これがシリコンバレーを支える原動力なのだろう。大きな事業を作り出すのが非常に難しい昨今、大事なことを忘れてしまいがちになるが、トップクラスの投資家はブレない。”

⑩「迫りくる嵐にどう対処すべきなのか(投資先企業CEOに向けたSequoia Capitalからのメッセージ)」
2008/10/12
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2008/10/ceosequoia-capi.html

不況時にSequoiaが投資先CEOへ送った資料の抜粋。

“・SURVIVAL OF THE QUICKEST。
→今すぐコストを抑えられる企業のみが生き残れる。49ページのチャートを本当に実行できるのか。今すぐに徹底してできるか、CEOの力量が問われていると言える。できない企業は、高コスト構造を維持し続け、Death Spiralに入る。”

“・NO ONE MOVES FAST ENOUGH。
→不況時は焦る必要は全くない。多くのベンチャー企業経営者は焦り過ぎる。不況時は、成功企業であるシスコ、アドビ、ヤフー、アマゾンですら、営業費用をきちんと抑えて事業経営を行っていた。いわんや、成功モデルが確立していないベンチャー企業なら、尚更のこと。”

“・Sequoia Capitalのエースキャピタリストのメール。
→2000年のバブル崩壊期と今は同じことが言える。Batten down the hatch(船のハッチを閉める)という表現を使っている。12ヶ月のキャッシュリザーブが最低限必要。
最後に、投資先企業のCEOへ、 ”GET REAL OR GO HOME”(現実的になれないなら、家に帰れ)”

⑪「ベンチャー経営の守・破・離」
2008/8/5
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2008/08/post-3a14.html

本間さんが考える、事業プランの構想の仕方。インキュベイトファンドに僕が入った頃に本間さんに直接言われた言葉でもあり、オフィスに篭ってずっと様々な企業のリサーチ業務をやったことが、今非常に役立っていると実感します。

“お奨めしたいのは、人と議論したり、本を読んだりすることで、自由にアイデアを構築しようとするのではなく、まず徹底的に「成功の型」を学ぶことである。
既にベンチャーで成功している会社、事業モデルを徹底的に研究することである。およそ経験のある経営者というのは、この型のパターンをたくさん持っているか、その成功パターンを実体験している。”

⑫「ベンチャーリパブリック社、ヘラクレス上場承認!」
2008/7/5
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2008/07/post-24ea.html

本間さんのワークスキャピタル時代の支援先。ベンチャーリパブリックは、EIRの日本初の成功事例だった。

“副社長の柴田健一氏は、元々ワークスキャピタルの前身となるファンドに在籍しており、そこから、ベンチャーリパブリック社を、現社長の柴田啓氏と共同創業しています。
そういった意味では、日本では稀有な(日本では私の知る限り初めての)、Entrepreneur In Residence(EIR)の大成事例と言えます。シリコンバレーでは、Genentech (NYSE:DNA) がその代表事例ですが、それ程数は多くありません。”

⑬「事業アイデアや構想を考え抜く」
2008/3/14
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2008/03/post-fcd1.html

「同じ課題を解き続けてきた会社が最も成功している」という重要な考え方を学んだ記事。

“私の投資経験で成功した会社は、創業時のアイデアを今も続けている企業である。そのような会社は、創業時のビジネスプランと今行っている事業があまり変わっていない。”

“私の知る限り、多くのベンチャーがすごく似たことを行っている。多くの起業家が、何をやるか、ということを徹底的に考え抜かずに(或いは、将来のことを考えてもわからないから無駄だと割り切ってしまい)、「まずベンチャーをやるか」とベンチャーをスタートしていることが多いのではないだろうか。”

⑭「ベンチャー企業の始め方(Paul Graham氏のエッセイ抜粋)」
2008/2/6
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2008/02/post-589a.html

YCのPaul Grahamのブログ”How to Start a Startup”の抜粋記事。

“成功するベンチャー企業を作るためには3つのことが必要。優秀な人と始めること、ユーザが本当に欲しいものを作ること、できるだけお金を使わないこと。殆どのベンチャー企業はその3つのどれかがうまくいかず、失敗する。3つが揃うベンチャー企業はおそらく成功するだろう。”

“重要なのはアイデアではなく、アイデアを持つ人である。優秀な人は間違ったアイデアを直すことが出来るが、優れたアイデアでは人を救えない。”

⑮「大事なのは、業界ではなく、方法論や考え方」
2007/7/14
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/07/post_e93c.html

SequoiaのMike Moritzの投資哲学。

“私は大きな投資テーマを追わない。ベンチャーキャピタル投資とは、バードスポッティングのようなものである。群れ(投資テーマ)を見るのではなく、群れの中の優れた一羽を見出すことが大事である。多くの投資会社はその事業領域が過当競争だったり、成熟しすぎている、という理由で、その業界にいる会社全部を避けようとすることがある”

⑯「新しいスタート」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_4dce.html

本間さんが独立を決めた時に書いた投稿

⑰「ベンチャーキャピタルのインキュベーション化、バイアウト市場等」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_08c5.html

ベンチャーキャピタリストの持つべき本当の価値、について学んだ記事。

“金が余れば益々そのベンチャーキャピタリストの能力が問われる。”

“ファーストラウンド・シードラウンドでの投資スタイル、コンセプトメイキング、リスクマネー、チーミング、そしてハードワークを提供できる投資家だけが、この金余り時代を生き残っていけるのではないか。”

⑱「昔の上司の言葉」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_5c95.html

本間さんの上司からのキャリアに関する学び。

“*10年1区切りで、1つのことに一身腐乱に集中して取り組め。幅を広げようとか考えるな。そうすればどこかのタイミングで次の話が向こうから来る。その時にそれを掴め。”

“*1つで何かを掴んでいる人は、次のフィールドでそれを応用できる。しかし掴んでいない人は次何をやっても伸びない。”

“*年に1人でもコアな人脈を作れ。それが40、50歳になって生きてくる。”

⑲「M&Aのスキル」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/ma_0b1b.html

VCがM&Aのスキルを持つことが重要である、という学びを得た記事。

“VCもPEやヘッジファンド同様、絶対リターンを狙う資産運用者であるのは変わりないので、IPOへの期待が薄れた企業をどのようにエグジットするか、はファンド運用者の腕の見せ所となるし、今後このスキルの重要性は増してくると考えられる。”

⑳「ティム ドレイパー(Tim Draper)によるVCの定義」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/tim_drapervc_12eb.html

“Our job is to act as the head hunter, the investment banker, therapist, business model producer or developer and partner to a very small group of people who are just getting going,”

㉑「魅力的な投資案件の定義③成功する為の資金、時間が少なくてすむ(補足)」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_ce11.html

VCが持つべき能力について。”VCのリターンを考えると、成功するための資金、時間が少なくてすむ、という企業を探し当てることが重要”ではあるが、それだけでは充分ではないという学び。

“成功するための資金、時間が少なくてすむ、ということは、逆に参入障壁が低い、ということですから、市場が十分に大きい場合、このような事業は多くの競合が現れます。このような状態に長くいると事業が消耗戦に突入してしまいます。”

“ここにタイミングよく必要かつ十分な資金を投入し、採用、マーケティング面でサポートできるか。これはVCがホームラン案件を狙う上で、必須の役割であると思います。”

㉒「ウォーバーグ・ピンカス(Warburg Pincus)の投資手法」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/warburg_pincus_7b50.html

大手PE・Warburg Pincusのプレゼンと、本間さんが自身の投資を振り返って学んだこと。”中途半端な投資”をしないという考え方は、僕も本間さんから学びました。

“中途半端に投資したもの(売上が不十分、持ち株比率が不十分。一般的にミドルステージって言っている案件です)が一番失敗しています。”

“一方、
①きちんと成功軌道に乗っている企業に大きく資金投入する
②アーリーステージの企業の持ち株をきちんと確保し、育て上げる、
この2パターンが、うまくいっています。”

“いづれにしてもプライベートエクイティ的発想と従来のVC的な発想の2つの価値観をうまく処理できる人でないと、今後はうまくいかないような気がします。”

㉓「ベンチャーキャピタル2.0」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/20_6653.html

従来のステージ特化の投資戦略から、ステージをまたいで投資するクロスオーバーVCが誕生する(=ベンチャーキャピタル2.0)という変化について。

㉔「Sequoia CapitalのMachael Moritzへのインタビュー」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/sequoia_capital_ae03.html

Michael Moritzのインタビューの中で、本間さんが共感した箇所。

“the biggest of the lessons is that capital intensive businesses are not suited for venture capital investing.”

“The best venture returns are those that come from investing very small amounts of money.”

㉕「魅力的な投資先とは何かを規定する」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_420d.html

投資基準(フレームワーク)を定義し、それに則った投資判断をする重要性を学んだ記事。

“どのベンチャーも、いい面をみればいいし、悪い面を見れば悪いところがあります。従って、何をもって魅力的か、という思考のフレームワークが無ければ、何を議論しているのかわからなくなってしまいます。
経験上、これ無しで投資してしまった案件は、本当に失敗する確率が高くなっています。又、成功したのに投資倍率が著しく悪い、といったケースもあります。”

“では、VCにとって魅力的な案件とは何か?
VCを8年やってきて思うのは、「魅力的」案件とは、

①個人投資家受けするテーマ
②成功すれば高い営業利益率が出る
③成功する為の時間、資金が少なくてすむ

の3つに大きく集約されるような気がしています。”

㉖「IBMのパルミサーノ会長に聞く」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/ibm_a251.html

本間さんの知人のインターネット関連上場企業の経営者のアドバイス。

“「ユーザへの価値はわかりやすく。ビジネスのバックエンドは見えにくく、仕掛けを作る」”

㉗「投資効率とファンドの組み入れについて」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_2e34.html

「ファンドの組み入れペースを気にしすぎるあまり、本来の目的を見失ってはならない。」という重要な学び。

“資本を使うからには、他の代替案(使わない、預金、その他への投資)よりもいい投資リターン(リスクを勘案して)が見込めないならば、投資実行すべきでない、”

㉘「ハンズオン=高い投資パフォーマンスなのか?」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/post_3472.html

投資先のバリューアップに繋がらなければ、どのようなサポートをしたとしても「ハンズオン」とは言えない、という学びを得た記事。

“私個人的な考えとして、ハンズオンは必要条件であるが十分条件ではない、と思う。”

“つまり、ハンズオンが高いパフォーマンスを生む、というのは、投資先の経営支援だけを意味しているのではなく、成功した暁に、きちんとファンド回収できるだけの持分を保有しているか、を意味しているのである。”

㉙「2004年マザーズ上場のIT関連企業を調べて見る」
2007/5/19
記事URL:http://www.corepeople.jp/blog/2007/05/2004it_e5ab.html

本間さんの初めての投稿。